「ウチのお母さんは」
英語が大の苦手で、簡単な単語すら覚えられず大苦戦する中1女の子(まあ、他の教科も似た感じ😅)が、学年末テストで英語を22点アップさせた。
前回のテスト、2学期期末の英語は18点。中1で
この点数はなかなか大変ではあるけれど、それでも頑張ったことは称賛もの。
「お母さん、喜んだでしょ?」と聞くと「''20点上がったところで、40点かよ"って。ウチのお母さんは喜ぶなんて、ぜーんぜん😩」と。
この20点、どれほどの努力と忍耐(本人にも塾にも)が必要だったか💦
「あんたはアホやから、高校はテキトーに
受かるトコでいい」
「塾の個人面談?面倒臭いから行かへん」
「テストの点数、これ以上あがらんかった
ら塾やめさせるで!」
「あんたはホンマに何も考えんと生きてる
やろ」
(こちら大阪の為、大阪弁)
生徒からよく聞く、親(特に母親)の言葉。
我が子が「アホ」なら何とか一緒に策を練ろうよ。
面談ぐらい、親の役目じゃない?
塾をやめれば もっと下がるよ。
何も考えてないなんて無の境地、お釈迦様レベルでしょ。
私も子育てをしたので、お母さん達の気持ちはホントによくわかるのです。
塾で生徒達のことを、いくら「我が子同然」と思っていても、やはり、血縁関係のある本当の「我が子」を育てることが一番難しいことも経験済み。
だからこそ、今度は塾側の立ち位置からアシストしたいと思うのです。
生徒本人、親、学校、塾。
なかなか勉強がしんどい子供達は、全員で伸ばしていかなければ。
塾の授業中に「今、塾?」「何時に終わる?」バンバンLINEを送って来るお母さん。授業中に返信させるつもり?
面談で「ウチの子、本当に勉強に身が入らず困ってます。何とかなりませんか?」と言いながら、「今日は塾なんか休んでUSJ行こ!」と子供を誘うお母さん。そりゃあ身が入らないですわなぁ😩
以前、ある植物活性剤のCMで
「花と子供は褒めて育てよう」みたいなコピーが。「花と夫は」バージョンもあったような。
何でもかんでも褒めればいいわけではないが、子供の努力は認めよう。子供の言動を一歩引いて見守ろう。子供に関心を持とう。だって自分の子供でしょ?
もっと家庭で会話もしてほしい。子供の語彙力不足は大人との会話不足。
今しかできない「子育て」に悩んだり、泣いたり、楽しんだりしてみたくない?
親子のコミュニケーションは、これが今の世代のスタンダードなのかなぁ。
国語が苦手な子が増える一方なのも、なんだか納得できる。
久しぶりに書いたのに、愚痴のオンパレード。