遠い街からポツリと。

学習塾に身を置く身の人間が日々思うこと。

コミュニケーション

中学生の塾生徒達が、学年末テストに向けて各々の目標や意気込みをカードに書き、教室に掲示している。

これは当然生徒自身の宣言であるが、同時に生徒達とのコミュニケーションツールにして欲しいという講師陣への願いも込められている。

 

この旨を、講師達のグループLINEで発信した。

このカードを見て、生徒達にどんどん声をかけよう!と。

というのも、時代なのか、勤め先の校舎だけのことなのか。生徒とコミュニケーションが取れない学生講師が、というよりも、授業以外のタイミングで生徒と話をする光景を殆どみないからだ。

 

だがしかし。願いを込めて送信したそのLINE。

既読がつくのみ。既読はリアクションじゃない‼️

反応する、自分の意見を表現する、そんな力を一人でも多くの大人(に近い学生)が増えると

もう少し活気のある教室になるに違いない。

もっと「チーム」になる必要がある。

本を読もう

中学生の国語が奮わない。

もともと勤め先の塾では、通常授業で国語は行なっておらず、テスト直前にサラッと(ホントにサラッと)。

 

語彙力、知識量、に驚きを隠せない。これは国語に限った事ではなく、どの教科にも良い影響など一つもなく。

 

どんなジャンルでも構わないので、本を読もう!言葉を知ろう!知識を増やそう!そして、自分の心を動かそう!!

 

国語が苦手だ!国語なんて大嫌い!という中学生の力になりたい‼️

続・国語力

国語の読解問題。

問題を解き、自分で採点している中学生にありがちなのが、間違えた問題の答えをそのまま写し、「あぁ、なるほどね」と終了すること。

 

「なぜ、これなのか」

「なぜ、これは❌なのか」    

国語の答えには必ず根拠がある。

解答に載っている解説だけで本当に理解できる中学生なら構わない。しかし、国語で点数がとれない子ほど、本来は「人に教えてもらう教科」なのではないか…。と私は思うのです。

国語力

勤め先の個別塾、国語は定期テストと高校入試の直前に希望者のみサラッと触れる程度。

 

中学生の国語力低下には驚愕 。

まずは長文が読み切れない。

漢字が読めない。

もちろん漢字で書けない。

慣用句、ことわざなど使ったことが無いならいい方で、聞いたことすら無い、と。

語彙の貧弱さは、どの教科へも影響を及ぼす。

 

テレビでニュースを見ている?

新聞に目を通している?

親子の会話は立体的?

 

もっと言葉や人の気持ちに興味を持って、物事を深く考えられるようになると、国語だけではなく、どの教科も点数アップする!そして何より、人間力がアップするのに…。

 

 

 

人気のある講師、信頼される講師。

学生講師にも個性があり、教室全体を包み込むような頼れるタイプ、生徒と会話が弾むイケイケタイプ、休み時間も黙ってスタンバイしている控えめタイプ…。

 

個別塾の場合、1対2なら講師を挟んで右と左に生徒が座るはず。

授業も楽しく、時折ドカン‼️と笑いがおこる講師は確かに人気。それがまたちょっとイケメン学生講師なら、女子中学生からは絶大な支持がある。

 

でも、どの生徒にも同じ向き合い方がてきている⁉️

生徒って案外いろいろと観察しているもので、「あの先生、あんなに楽しそうな授業をしてるけど、オレの時はそんなに面白くない😤」との。彼曰く「オレは相手が誰であっても、同じ距離感でいてくれる○○先生の方がいい」。

控えめで指導も真面目。どちらかといえば、もっと積極的に生徒と掛け合いがあってもいいくらい😅 

しかし、確かに誰に対しても同じ距離感。

もしかすると、そういう講師って人気講師と呼ばれるタイプではないけれど、信頼される講師なのかも。

 

生徒の話を聞きながら、私も襟を正して3学期を仕切り直そうと思ったのだよね😊