遠い街からポツリと。

学習塾に身を置く身の人間が日々思うこと。

悩み中

毎年、年末が近づくころ。「今年度で辞めよう」と思う。

今の職場にずっと居るのか。

この年齢(四捨五入すれば、もうアラフィフ)から今後どうなるのか、いや、どうするのか。

非常勤の社会人塾講師という立ち位置、大学生とも違い、社員とも違う。

やるべきこと、してもいいこと の狭間でもどかしい思いもある。

生徒達に対し、塾としてもっと試してみたいこともある。

 

年が明け「どのタイミングで伝えよう」「次の年も今の生徒達以上に可愛いと思えるのか」「いやいや、受験が終わるまでは」と考えているうちに、オーバラップで次年度が始まる。この繰り返し。

 

でも、今の職場は決して嫌いではない。

上司は要領もイマイチで気も効かないが、間違いなく悪い人ではない。むしろ、私が率先してアシストしたいくらい。

生徒達も我が子同然に可愛い。

ただ、塾内で「器用貧乏」を楽しんできた私に、自慢できるのはコミュニケーション力だけかもしれない。他所で通用するのか。

 

「その話を聞くと、春が来たなあって思うわ」と今春から社会人になった息子。

 

辞める辞める詐欺は春のせいか?元号の変わり目がリセットどきなのか?

楽しい勤務時間が終わった帰り道は、毎日考える。

こんな思い、他の人はどうなんだろう?

 

言葉にしたら、ちょっと落ち着いた。